フリーランスが心得るべき名言「生き残るのは強いものではなく変化に対応できるもの」

画像イメージ進化論でおなじみチャールズ・ダーウィンが遺した名言は多くありますが、その中でフリーランスと関係のある含蓄ある言葉があります。

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。

つまりその時点で最も力がある企業だとしても、優れた技術を持っている仕事人だとしても、そのままの状況に甘んじて成長や変化への対応を怠れば衰退を辿るといえます。

例えば大企業に勤めていて大きな成果を上げた人が独立した場合、務めていた頃と同じような仕事の仕方をしてもクライアントからの反応も仕事の環境も変わっているため、思ったような成果を上げられないケースがあります。これは大企業のブランド(後ろ盾)を失うことも大きな要因ですが、つまり自分の周りで生じた変化に対応できていないということが要因です。

同様に、企業に在職している間に優れた技術を身につけ、「スキル的には独立してもおかしくない」と判断して独立しても、それまでと同じような仕事量が入ってくるとは限りません。この場合は様々なフレームワークで分析ができるかもしれませんが、例えば戦略の4Pに当てはめて考えてみます。

Product(商品・サービス):何を強みに独立するかにもよりますが、起業にいた頃と独立した後で提供する商品・サービスに違いがなければ、この点についてはあまり問題がないかもしれません。ただし独立してサービスの提供先が異なる場合は見直す必要があるでしょう。

Price(価格):企業に勤めていた頃は給料が支払われるので、自分が提供するサービスについての価格を気にしない場合が多いかもしれません。しかし独立した場合はこの価格によって自分の生活や仕事への備えについての状況が大きく変わるため、よくよく注意して値付けを決める必要があります。

Place(場所・流通):これも企業勤めの頃と独立後で大きく変わる点かと思います。場所に依存するサービスであれば、独立した場合は勤め先の企業が持っているエリアから退く(共存や後で巻き返しも考えられますが)必要がありますし、自分のサービスを流通させる方法も構築する必要があります。

Promotion(広報):今回のテーマではこの点が特に重要だと考えています。つまり企業勤めの時は商品・サービスの広報は企業が行なってくれていたわけですが、フリーランスはこれを自分でゼロから構築していく必要があります。たとえ技術的に優れたものをもっていたとしても、それをより広いターゲットに訴え、自分で仕事を取ってくる必要があります。営業の経験があればまだしも、オフィスの中で制作中心の業務を行なっていた場合には、これが独立に際し最も大きなネックであり課題になる可能性があります。

これらの分析から、いかに強みとなるものをその時持っていたとしても、時代の変化に応じてその強みを活かしたり改善する必要がありますし、自分の置かれている状況について常に目を配り、その時自分がするべきことや課題をいち早く察知して、良い方向にもっていけるよう柔軟に動けるようにしておく必要があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です