八戸市と青森市で行ってきた「障害者支援のためのICTサポーター育成講座」第1期・2期がそれぞれ無事に終了しました。

ラストはろうあ者の方をモデルにお迎えして、受講者のみなさんがスマホの機能や活用法を教える実習を行いました。

会場やモデルさんによってスマホリテラシーはさまざまで、ほとんど初心者という方もいればかなり使いこなす方まで幅広。

スマホにあまり詳しくないモデルさんには、停電情報を得られるアプリや天気予報のアプリ、言葉を字幕にするアプリなどなど、様々なものがたくさん出ていたようです。操作がわからないところは受講者もろうあ者の方々もみんなで相談したり操作してみたりして。自分もちょこちょこヘルプに入ってアドバイスしたり。

逆にスマホをかなり使われているモデルさんは、受講者の皆さんが説明しようとした大半のアプリを使ったことがある様子でみんなびっくりしていました。
それでもスクリーンショットなど、モデルさんはそれまで知らなかった機能を知ることができて喜んでいた様子が印象的でしたし、ろうあ者の方がどんなアプリを使っているのかなどをたくさん聞くことができて、受講者の皆さんにとってもとても刺激的だったようです。

今年度から新しい時間帯、新しい端末（iPad→受講者さんのスマホ）、新しいカリキュラムというまったく新しい内容に刷新した講座でしたが、いい形で終えられたのではと思ってホッとしています。受講者の皆さんお疲れさまでした！ありがとうございました。